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ブリュッセルグリフォン


英語表記 Brussels Griffon
原産国 ベルギー
サイズ 超小型犬
グループ 9G
体高 20cm前後
体重 3kg~5kg

ブリュッセルグリフォンの特徴

体長と体高がほぼ同じ長さのスクエアな体型で、体の割に大きな頭部です。丸い頭部で、ストップがはっきりしている極端に短いマズルです。耳は垂れ耳で、断耳されていた時期がありましたが、現在は動物愛護のため行われなくなっています。全身を粗い被毛のシングルコートで覆われています。
標準的な体高は18~20cm、体重は3~5kgとされている小型犬です。

ブリュッセルグリフォンの性格

人間が大好きで、家族の指示や行動を注意深く注目しており、理解力もあります。誇り高く、飼い主に対してたいへん愛情深い犬です。
警戒心はありますが、基本的にかなり人なつこく、番犬としてはあまり役に立たないでしょう。
子どもやほかのペットとも仲良くできます。

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ブリュッセルグリフォンの歴史

ブリュッセルグリフォンの犬種名にある‘グリフォン’はとがったもの、細長いものを指すフランス語で、転じて粗い被毛を表しています。歴史上、最初のブリュッセルグリフォンが記録されたのは15世紀に描かれた絵画の中ですが、それ以前はどのような成り立ちであったのかははっきりとしていません。基礎となった犬は「グリフォン」と名が付くベルギー土着の犬たちやアーフェンピンシャーではないかと推測されています。食物を荒らす害獣であるネズミ退治のため、一般家庭で飼われていた犬でしたが、小さく愛らしい姿や明るくひょうきんな性格から、次第に上流階級の家庭でも飼育されるようになりました。

19世紀になると、この犬種の魅力をさらに高めようと、当時流行していた短頭種と交配させて鼻ぺちゃの顔立ちにしようと試みられました。そこでパグを交配し、さらにヨークシャーテリアキャバリアとの交配が行われるようになると、グリフォンはネズミ捕りの仕事をすっかり忘れてしまいました。また、パグとの交配のために短毛の個体も生まれるようになり、ヨークシャーテリアとの交配は毛色の黒い個体を生み出しました。

同じ母犬の同腹同胎子でありながら、毛色や毛質が大きく違う兄弟として生まれた彼らには、やがて別の名前が与えられました。短毛のものを「プチ・ブラバンソン」、黒毛のものを「ベルジアングリフォン」と区別して呼ぶようになり、原産国のベルギーではこれらをすべて別の犬種として扱うことにしたのです。FCI国際畜犬連盟もこの考え方に準じていますが、他国ではまた異なる考え方をもち、3犬種とも同じ犬種として扱う国、短毛のブラバンソンと長毛のグリフォンを分けて2犬種とする国などがあります。
日本ではFCIの考え方に合わせて、3種類の犬種として扱っています。

ブリュッセルグリフォンの飼い方

ブリュッセルグリフォンは活発で明るい犬ですが、小型犬であり、長時間の散歩を必要とはしません。1回20分程度の散歩を1日1~2回程度で十分でしょう。肉体的な刺激以上に、精神的な刺激を求めますので、広いスペースで一緒に遊んであげることが大切です。

陽気で明るい性格ですが、頑固な面もあるため、しつけはやや難しい面があります。しかし、攻撃的なところは少ない穏やかな性格ですので、やさしく根気よく教えてあげましょう。
基本的に落ち着いていて友好的な性格で、ほかの犬と遊ぶことも大好きです。社会性を十分に身につけさせるためにも、特に子犬~若犬の頃はほかの犬と積極的に遊ばせてあげたいものです。
フレンドリーな性格で、人間の子どもやほかのペット、また来客などにも温厚に接します。

ブリュッセルグリフォンやベルジアングリフォンは粗い被毛の中長毛ですが、シングルコートですのであまり抜けません。ただし、被毛が細く絡まりやすいので、週に数回はコーミングやブラッシングで解きほぐしてあげましょう。
シングルコートで下毛がないので、意外と寒がります。
基本は室内飼育とし、寒い季節は服などを着せて保温に努めてあげましょう。

ブリュッセルグリフォンの毛色

ブリュッセルグリフォンの毛色は、ジンジャーとも呼ばれる、赤みがかったブラウンです。
ダーク系の色合いの場合はベルジアングリフォンに、短毛の場合はプチ・ブラバンソンになります。

ブリュッセルグリフォンの気を付けたい病気

ブリュッセルグリフォンは遺伝的にかかりやすい疾患は少ないものの、短頭種の犬全般においてかかりやすい疾患に注意する必要があります。軟口蓋過長症(なんこうがいかちょう)や気道狭窄(きどうきょうさく)による呼吸器疾患、熱中症、麻酔へのリスクなどがあげられます。呼吸器疾患の引き金となる肥満にも注意する必要があるでしょう。
また、小型犬一般に起きやすい膝蓋骨脱臼など関節の疾患にも注意しておきましょう。

なお、ブリュッセルグリフォンなど短頭種の犬は、難産であることが知られています。頭が大きいため出産に時間がかかり、出生直後に呼吸不全で亡くなってしまったり、出産途中で死産となってしまったりする場合がしばしばあるため、帝王切開を選択する場合も少なくありません。
「愛犬の子犬を見たい、出産させてみたい」という気持ちだけで交配や繁殖をすると、不幸な結果を招くことになりかねないことを理解しておきたいものです。

ブリュッセルグリフォンの里親募集

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